基本7点セット
(8品ありますが、熨斗は目録には加えず、全体の熨斗と解釈します。) |
熨斗 |
のし |
鶴 |
鮑をほして、長く延ばしたもの。あわびは昔から慶事に用いられた貴重品で、不老長寿を表します。 |
末廣 |
すえひろ |
亀 |
潔白・純真・無垢を表し、白い扇を用います。また、末広がりの意味もあります。 |
小袖料・帯地料
(結納金) |
こそでりょう
おびちりょう |
松 |
昭和20年頃までは、花嫁衣裳や帯地を贈っていたため、小袖料とされています。 現在ではほとんど現金を包みます。 |
友白髪 |
ともしらが |
竹 |
麻の糸で作られたもので、共に白髪になるまで長生きすることを願ったものです。 |
家内喜多留料
(酒肴料) |
やなぎたる |
梅 |
本来は朱塗りの柳樽という酒樽のことで、祝酒を持参した名残から清酒料または柳樽料と記します。健康・長寿・幸福・節操・剛健・誠実等を象徴します。 |
結美和 |
ゆびわ |
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最近では婚約指環を結納品に加えることが多くなっています。戦後に、欧米の習慣が日本へ広がりました。定着したのは昭和40年頃からです。 |
寿留女 |
するめ |
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日持ちがよく、保存にきくため、「不備をかためる」という意味と、「かめばかむほど味がでる嫁になってください」という意味をこめて贈られます。 |
子生婦 |
こんぶ |
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「よろこぶ」に通じることから、昔から祝い事には欠かせないものとなっています。また、子宝に恵まれるようにという願いをこめ、「子生婦」という字で記されます。 |